これまでの器具では毎回フィルターをハンドルに通し、使い終わったら毎回外す必要がありました。スピールでは、ワイヤーを内蔵した専用のフィルターを開発。面倒な一手間は省いてドリップを楽しめるようにしました。
ドリッパー・受け皿・カップの3ピースがまとまり、カップひとつ分のスペースしかとらないコンパクトサイズ。食器棚にすっきり収まり出し入れも気軽なデザインにまとめました。一人分だけのコーヒーに大きい器具を並べる必要はありません。
コーヒー・スピール・フィルター・ポットを用意すれば、デスクの上でドリップから味わう時まで楽しめます。キッチンや給湯室との往復は最小限になりました。
コーヒードリッパーとして最初に誕生したのが、フランネル生地を利用したネルドリッパーでした。様々な抽出方法が開発された現在でも、コーヒー本来の味を引き出す優れた特徴を持ったネルフィルターは喫茶店からメーカーまで、こだわる方々に愛され続けています。
スピールでは、ネルフィルターの「豆の膨らみを邪魔しない伸縮性を生かした蒸らし」と「厚みと細かさで雑味を絡め取る生地」はそのままに、湯気が効果的に対流しさらに蒸らしを加える形状を採用しました。
【フランネル生地とは】
生地の表面が柔らかい起毛でできている布生地。ネルシャツの”ネル”はフランネルの略称です。ペーパーフィルターの約6倍の厚みと、雑味の原因と言われる0.05mm以下の微粉も捉える細かさが特徴。
岐阜県土岐市の工房で作家さんが1点づつ心を込めて丁寧に制作した器。完全手づくりの土ものならではの風合いは使い込む程に愛着が増してきます。
▼SUZUGAMAの器についてはこちらもご覧下さい。
■ご使用上の注意
◎ハンドメイドのため形状や色合いなどが1点毎に微妙に異なります。
◎釉薬の特性上、細かな気泡(ピンホール)が見られますが異常ではありません。
◎天然原料の釉薬を使用している為、作品の特性として鉄分の斑点があります。
◎ご使用後は、綺麗に洗い、よく乾燥させてから収納して下さい。
◎陶器の本体は食洗機、電子レンジが使用できます。
SUZUGAMA(スズガマ)(鈴原嵩・佐藤千恵)
白い食器を夫婦で作っている、岐阜県土岐市の小さな食器工房です。
食器は料理を盛る道具にすぎませんが、毎日口を付け、手に触れる器だからこそ、少しの変化がこころを動かしていく。わたしたちはそう考えています。
食卓から、次の暮らしを。
鈴原嵩 Takashi Suzuhara
1985年 広島県生まれ
2010年 愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業
2010年 陶芸家・大泉讃氏に師事
2012年 現在地にて築窯
2013年 鈴窯を設立
佐藤千恵 Chie Sato
1985年 熊本県生まれ
2012年 愛知県立芸術大学大学院卒業
2012年 デザイナー(陶磁器メーカー)
2015年 鈴窯に参加
・サイズ:Φ8×H10.8(収納時)(cm) カップ容量 約170ml
・付属品:スピール専用ネルフィルター ×2枚 soupir専用パッケージ 布巾 ネルドリップの方法・作り手の話などを記載した小冊子。
・素材:陶器(鉛・カドミウム検査済み)・綿・ポリエステル(蛍光染料検査済み)・ステンレスワイヤー
・本体重量:受け皿約100g、ドリッパー約150g、カップ約250g
・作家:[SUZUGAMA]
・シリーズ[soupir(スピール)]
・生産国:[日本製]